2011-01-01から1年間の記事一覧

情けないプロジェクト恥ずかしい階段

毎朝の通勤で使わざるを得ない階段の段差に「かかとを上げて」だの「そうその調子!」だの「よくできました!」だの「今日も階段を使ってくれてありがとう」だの「がんばろう日本」だのと書かれて「階段を上るたびに次のメッセージを見たくなる」人間が一人…

いつしかも日がしづみゆきうつせみの

父斎藤茂吉の遺作とされる歌を引いて、北杜夫はこう言っている。 いつしかも日がしづみゆきうつせみの われもおのづからきはまるらしも私も一刻も早く極まりたい。「マンボウ最後の大バクチ」新潮文庫96ページより 大体、この方は10年以上も昔から明日にでも…

解説

現役大学教授秘書のrosechildです。給料はちゃんともらっています。昨晩はこういうとこで飲んでました。 向こうに見える3つのコップは「鹿児島の芋焼酎飲み比べ900円セット」で出てきたやつです。飲み比べましたがよくわかりませんでした。相撲取りみたいな…

わたしちゃんと方言とステレオタイプなどにまつわる事例と雑感

後で書くとか取り上げるとかTBするとか言いながら積み残していることが多々あるのだが、とりあえず今日は何も言ってないけどこの話 「「翻訳された女」は、なぜ、「〜だわ、〜のよ」語尾で喋っているのか。」 に付けたブックマークコメントの詳細な追記と dl…

人に黒歴史あり

前回のエントリにTAKESANさんからトラックバックをいただいた。 或るトンデモ支持者の履歴――科学的懐疑主義に目覚めるまで 大変な労作で(なんであんな短時間にかけるんだろう?)面白かったのだが、コメントしたとおり、当然のことながら自分のケースとは全…

サイエンスコミュニケーションで素人にできることを考える(改題)(2)

前回のエントリを 個人のリソースには限界がある。と一行でまとめて続き。dlitさんのエントリでは控えめに 震災後数か月・一年といった短い期間だけでなく、今後もサイエンスコミュニケーションの質・量の向上・維持を望むなら、そういった個人の「努力」に…

もしベトナム戦争なかりせば(1)

言語学に音韻論という分野がある。チョムスキーが若い新進気鋭の言語学者だった頃、ハーレーと共に今もこの分野の重要文献の一つとされる著作を著した*1 ことに触れて、私の師は「ベトナム戦争のためにチョムスキーは(その後)音韻論を断念せざるを得なかっ…

奇跡を売り出し始めた「an.an」

再々追記 id:nagonaguさんの御指導により、タイトル等修正いたしました。結果またしてもブクマおよびスターを切ってしまい、ブクマやスターをいただいた皆様には重ねてお詫び申し上げます。下記が、同じ記事を編集中にいただいたブクマです。スターもありが…

遠くからの声

追記わああああ、ごめんなさい。光文社カッパノベルスの本読んで同タイトルの文庫にリンクしたら、短編集の内容が違ってるみたいなのでリンクを削除しました。 松本清張が自分のいびきに困っていたことを、今回この短編集のあとがきを読んで初めて知った。短…

いわしのカレー煮のレシピ

カレーうどんの余ったおつゆにイワシを入れて煮込む。

アキレスと亀またはお返事のお返事のお返事のお返事

ひえたろうさんからお返事のお返事のお返事をいただいた。 ::::今までの経緯(ひえたろうさんのエントリの一部を借用させていただき、必要なところは改変しました。)::::::::: ・話の発端となったエントリ ・ひえたろうさんのエントリ「「モテる女子力を磨…

お返事のお返事

(まずひえたろうさんへ。私は自分が暇なもんだからコメント等で「噛み合うとこまでやりましょう」などと安直にお誘いしておりますが、勿論お忙しいことと思いますので、ご随意にお願いします。)ということで、ひえたろうさんにトラックバックを送った前エ…

でもぉ、それってぇ、使えるしぃ><

オムライスネタには突っ込んだら負けと思っていたのだが、ひえたろうさんの記事に釣られて負けることにした。ということでひえたろうさんの記事にまぢレスしてみました。私の友人はライフハックとして、バカの振りをし、男を立て、どんな話にも感心してみせ…

ツキの法則

今回ははっきりこの本を読んで欲しいタイプの人がいる。ギャンブルが大好きで、しかし家庭崩壊とかサラ金地獄までは到らず、ギャンブルなんてもんはトータルでは勝てないという自覚はあるけれど、まあ今ぐらいの賭け方なら楽しみの範囲に収まってるから問題…

「半自叙伝・無名作家の日記」他

放置しているブログをのぞいてみて、アクセス解析を見ると思ったより数字がある。あらまだ読んでくれてる人も結構いるのねと思ってよく見るとほぼ全員が「羞$恥&プレ¥イ」で検索かけてきた人なのだった。羞〇恥×プ#レイで来てもここには何もありませんよ…

引越しの準備をしていると出てくるCDたち

音楽を聴くことがほとんどない。家で音楽を聴く目的でCDをかけたことはここ10年は記憶にない。それ以上前になると、少しは聞こうとした形跡が残っている。音楽CDも少しは持っている。電話帳ぐらいの箱に収まる程度だが10年ぶりぐらいで中を改めてみると…

引越しの準備をしていると出てくる本たち

この本を買った時はぎりぎりまだ80年代だった。 僕は自分の来し方について悔やむということをほとんどしない人間であるけれど、この大学での四年間については「もったいないことをしたな」という気がしないでもない。というのは、この「何もしなくていい時期…

反省の色は赤と白

もともと放置気味のブログを自粛してもなんのお仕置きにもならない。ブクマを見て「ワシにも一言言わせろ!」といういっちょかみ志向を我慢するのはちょっとお仕置きになったけどお菓子ネタに我慢できずに反応してしまう。よそのブログでアホなコメントをし…

不祥事の後始末

まずは対外的に不良品を回収したりお詫びしたりは一段落したとして、次に内部の処分に入ります。「なんちゃって論理学教室」は閉鎖します。最初から、素人です、突っ込み歓迎しますと断っての先生ごっこでしたが、おのずと越えてはいけない一線がありました…

ニセ論理学エントリのお詫び

改めまして一昨日の「背理法についてのメモ」エントリで、間違った情報を吹聴してしまったことを、ここを読んでいただいている皆様に謝罪します。申し訳ありませんでした。トラックバック先やはてブなどからわざわざ見に来ていただいた皆様、好意的なブクマ…

秘蔵の風邪薬

よくわかってないことを振り回して自爆しないようにしようねって記事で実演してたら世話ないよな...しかも風邪。でも私には特効薬があるのだ。 鮒寿司の頭としっぽに お湯を注ぐ。風邪にはこれが一番! (注)この記事には科学的根拠はありません。

仮定を追加してもよいという話

何人かの方から、「昨日のエントリに例示した反例をあげる手法も背理法の一部ですよ」という指摘をいただきました。私の主張はこうでした。ところで俺はモテない。←これは、新たに持ち出してきた前提であってAから導いたんじゃないよね。だから「Aを仮定し…

この記事は誤っていたので削除しました。間違い後のお詫びなどはあとの記事に残してあります。ご迷惑をおかけしました。