毎回「不正選挙」を言い出す友人へ

選挙のたびに今回の選挙は絶対不正選挙だ、そうだそうだ、拡散しろとか言い出す友人とそのたくさんのお友達がいて頭が痛いので反論のテンプレを作りました。

1.当たり前だが公務員は個人ごとに支持政党も思想信条も違う。自民党支持の上司の下に共産党支持の部下がいるがそのまた部下は公明党とか当たり前。そういう人々が一致団結して特定の候補を落とすとか無理。まして全国的に組織的にとか不可能。

2.選挙事務は忙しい。そうでなくても休日出勤が深夜に及ぶ時にそういうバカなことをしている暇は普通ない。

3.不正をやるとしても得る物に対して失うものが大きすぎる。公務員は普通に定年まで勤めていれば安定して年金ももらえ、子供を学校にやったりもでき社会的に信用もできる。それを失う危険を冒してまで犯罪に手を染めて、仮に思うような政治家なり政権が誕生したところで、直ちに自分たちに返ってくる利益は計算できない。また普通に社会に生きていれば、同僚に対して犯罪をもちかけることはまず本人の信頼を根底までぶち壊す行為であり、その社会にいられなくなる危険を伴う。人生を棒に振る危険を冒してまで犯罪を犯す動機がない。

4.普通の公務員には普通に良心がある。支持政党とかは関係ない。誠実に働いてまともに行政を動かしている当たり前の公務員は通常は民主主義の根幹に関わる選挙について不正をやっても構わないなどと考えてはいない。不正選挙絶対やってるよね、とか根拠もなく言うのは彼ら彼女らに対する侮辱である。

5.開票は公開されている。各党から人を出して監視もしている。マスコミも見ている。また投票箱は厳格に管理されている。友人は「票を捨てているに違いない」とか言うんだけど、どこに捨てるんだよ、そんなもん。

6.それでも世の中には、なぜか難しい隙間をついてバカな不正をやってしまう人もいるらしいけれど、先日は有罪判決が出ていた。人間のやることだから誤りはありうるし現にある。しかしそれはそれだけのことで、どこの世界にも意味のわからないことをする人はいる。それは断じて全体ではない。

7.金を出して不正をやらせている裏の組織とかないから。大体、全国的に選挙を思い通りにするのにいくらかかると思うのか。目の前の候補者一人当選させるのだって難しいのに。そんな金があったら裏で選挙に小細工するとかしなくても普通に使うだけでかなり思い通りのことができるだろう。なんなら実際に自分がその裏の組織を仕切るつもりで買収なりなんなりの計画を立ててみてほしい。絶対無理だとすぐわかるから。誰か姿の見えない悪い奴がやっていると思うから陰謀だと思えるのである。実際にそれをやるとしたら実行するのは戸籍係からケアマネから教育委員会から税務課から広報係から市長秘書までの、その辺の佐藤さんとか鈴木さんである。公務員の知り合いいるでしょう。その人達がみんな買収されるなりなんなりして票を捨てていると思いますか?

もう疲れたというか毎回疲れているのでこのぐらいにしておきます。毎回選挙の後になると思うのですよ。かつて心から尊敬していた友人がこんなことばかり言っている以上はもう友人をやめるべきではないかと。まだやめてはいないけれど、今もこれを書きながらそう考えているのですよ。