帰ってきた陰謀論者と怠惰な日常の始まりに決意す

正月一日、東京湾の下に巨大地震のタネを仕込もうとしている人達がいる。というどこかの(ある意味)有名なブログの主張(の使い回し)を携えて陰謀論者の友人は颯爽と戻ってきました。そんなの仕込んだら自分も家族も死ぬんでないの?もはやカルトの域に達しているといわざるを得ない。しかし大人になってまで○○ちゃんと遊ぶのか遊ばないのかそんなことを考える2015年の幕開け、新年明けましておめでとうございます。

年末年始は人並みに連休で、絶対読むべき本が7冊ぐらいあって、老親以外は誰とも会わずどこへも行かずひたすら勉強する、予定だったのですが終わってみたら読めた本は1冊。たった1冊。今目標に向かう大きい試験の前でとっくの昔にリーチかかってるのに何それ。こいつやっぱしアホやなといわざるを得ない。前提が間違ってるよね。私がそんなにちゃんとやる訳ないというところから始めるべきだった。

しかし私は今までの人生で3人ぐらい、ちゃっちゃとやるべきことをやっていく人に出会っており、そのうち一人は今の上司である。この上司は朝起きたら顔を洗うように、メールが来たら返事をする。ごみの日にはごみを出すように、目の前に仕事があったら片付ける。ご縁があってこういう人の下で働いたので、もうすぐ辞めるんだけど、遅ればせながら見習って今年はやるべきことを片付けていく人生にしたい。と早くも冬休みの教訓をなかったことにする。しかし日常に戻る気分は悪くない。

今、半世紀近く生きてきてようやく本の読み方がわかってきた。アホな自分にも絶望せず、成果を焦らず、しかし今年は必ず外に評価を問えるものを作ろう。アホはアホなりに一つ一つクリアしていくのが楽しい、と昔友人が言っていました。その人は全くアホじゃないのですが、それしかないんだよね。今目の前にある本を読み、今目の前にある問題を、朝起きたら顔を洗うように、ごみの日にはごみを出すように、一つ一つ片付けることによって、2015年は飛躍の年にしたいと思います。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。