SJLL Vol2読んだよ その3

読書ノートを晒しているだけでレビューなんて書いてないのにブクマ等で過分のご評価をいただいているようですが、アホが炸裂するのはこれからだ。大体山田、尾上を全く読んでいなくて偉そうなことを言っている時点でたぶん後で死にたくなって訂正とかしまくるかもしれない。これを書いている時点ではまだkillhiguchiさんのブログのコメント欄でご紹介いただいた以前のエントリも拝見しておりません。後でゆっくり拝読して随時修正すべき点があったら修正していきます。

読書ノートの続き
前回までで論考はまだ1ページしか進んでいない。論考と省略するとなんかウィトゲンシュタインみたいだな。さて、喚体というのは、どこでその「驚き」だの「希望」だのの意味を担保するのだろう。語彙的なものではないよね。ってことはこれはsyntax?もしくは一種の構文文法になるのか?「概念の素材形式そのものである名詞を言語場に投げる」って具体的には名詞をどうすることなんだ。名詞なんか投げられないぞ。そこにある「わ、トラ!」とか「わ、動く!」とかを見るに、『文脈なしでいきなり』但し目の前に聞き手にも理解できる状況が展開しているという前提で『なんらかの音声的なアクセントというか目立つものを伴って』『最短の表現で』発話する、ということか。だとするとこれはもうその時点で投げているものは「事態の概念」であって名詞一語とか動詞のスル形とかはその一部なのではないかという気がする。だって「さっさと動く!」なんてどう見ても二語だし、「さっさと」なしで「動く!」だけで命令の表現が成立するとは考えにくい。さっさと動くということを、一まとまりの概念だと考えれば語尾がついているか主語があるかとかにこだわらなくてよくなるような気がする。気がするしか言えないところが思いつきである。

論考に戻ろう。この具体的にどうするの?の答えの一つとして、形式の問題が出されているわけで、勿論何でも投げればこの意味がでてくるのではなくて「概念構成形式」を投げると出てくるのである。ってことはやっぱり構文文法じゃないのか。(追記:構文文法じゃないのか、というのは構文文法と言えそうですね、という意味です。)まあいいや、ともあれどの形式を投げたら出てくるのか出てこないのか、2ページ以降に進もう。

でもも今日は疲れたからおしまい。1ページから1歩も進まなかった。(だらだらと続く)