甲賀市認識あますぎ

前のエントリの続報
白票水増し、市長「深くおわび」 滋賀、3人が出頭

開封の箱がどこの投票所かは特定できておらず、開票済みの投票箱に紛れていた理由は「分からない」と繰り返した。

投票箱が歩いて投票済みの箱に紛れたのか。そんな訳ないやろ。これは、隠蔽作業に関与した3人だけではなくて、その前の紛れた段階で立会人と、運搬作業に従事した一般職員が絡んでいることだから、その立会人や一般職員にまで責任追求が及ぶのを恐れて隠しているとしか考えられない。他の投票所で立会と運搬が適切に行われていたなら、それぞれについて、立会人を含む複数の証人がいる訳だから、どこが投票箱を見えなくしたのかは消去法でわかる筈である。投票箱に番号は書いていないのか。出てきた票数を数えれば小さい市の集落はほぼ特定できる。出てきた時点で数えもせずに、たとえごまかす気であったにしろ、最初からどこの誰がこんなことをやらかしたのかを考えも調べもせずに焼いてしまったというのか。話にならない。

市は3人が自主的に甲賀署に出頭し、捜査に協力していることから公選法違反での告発は行わない方針。

選挙は去年の10月でしょ。今2月ですよ。どこが自主的に出頭だよ。認識が甘すぎる。人間の心理として一度隠蔽に走ってしまったことには同情しないでもない。家族とかちゃんとやってる職員とかが気の毒だから。でも表沙汰になった後はもう全て明らかにしてしかるべく責任を取る以外の選択肢はない。こんなあまあまな認識で済むと考えているなら、甲賀市の認識はどうしようもないといわざるを得ない。